理研は、オンラインで研究者と直接話ができるイベント「理研DAY:研究者と話そう!」を、9月24日(金)18:00-18:30に開催します。
9月のテーマは「海外でハイパー核を探る!?」です。
みなさんは、「ハイパー核」をご存知でしょうか?物質の構成要素である微小な原子核の仲間で、ストレンジクオークという、通常の自然界にはない粒子を含んだ原子核のことです。ハイパー核を調べると、原子核を構成する粒子間にどのような力が働いているのか、中性子星の内部の状態はどうなっているのか、初期宇宙はどのように進化したのか、などがわかります。これらを調べるためには大型加速器で得られる高エネルギー粒子ビームが必要です。
今回の理研DAYでは、ハイパー核をドイツの大型加速器施設でどのように研究しているのか、また、中国で推進している将来計画についてもお話します。ハイパー核とは何か、海外で研究するとはどのようなことなのでしょうか?ぜひ、Zoomに参加して、一緒に探ってみましょう!

(左)ドイツのGSI研究所(GSI Helmholtz Center for Heavy Ion Research)、建設中のFAIR(Facility for Antiproton and Ion Research)加速器施設、(右)現在準備中のWASA検出器と齋藤 武彦主任研究員
開催日 | 2021年9月24日(金) |
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時間 | 18:00-18:30 |
登壇者 | 齋藤 武彦 主任研究員(開拓研究本部 齋藤高エネルギー原子核研究室) |
テーマ | 海外でハイパー核を探る!? |
対象 | 小学生~大学生、一般 |
視聴方法1 | Zoomでの参加(予約不要)
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視聴方法2 | YouTubeでライブ配信予定。 視聴URL: YouTube 理研DAY: 研究者と話そう!「海外でハイパー核を探る!?」 |
お問い合わせ | 理化学研究所広報室 Email: event-koho [at] riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。 |