11月3日(水・祝)、43回目となる「理化学研究所科学講演会」を開催しました。昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、オンラインでのYouTubeライブ配信としました。
松本紘理事長の挨拶(ビデオレター)の後、光量子工学研究センター 中性子ビーム技術開発チームの大竹淑恵チームリーダーが中性子線を用いた非破壊検査技術、量子コンピュータ研究センターの中村泰信センター長が量子コンピュータ開発の歴史や可能性、 生命医科学研究センター 分化制御研究チームの福山英啓副チームリーダーがビタミンDを利用した貼るワクチン開発について講演しました。
いずれの講演でも、視聴者の皆さまから講演者にたくさんの質問が寄せられました。また、講演会終了後のアンケートでは「意外と自分の生活に直結することがあり、科学を身近に感じました」「科学者の社会の問題を解決しようとする使命感と情熱が伝わってきて元気をいただきました」「本当にワクワク感たっぷりでとても楽しいひとときでした」など、多くの感想をいただきました。
対面での開催とならなかったことを惜しむ声も多くいただきましたが、一方で遠方のためオンライン開催でなければ視聴できなかった、という声もいただきました。


