今年も全国の高校生等を対象とした「RIKEN和光サイエンス合宿2022」を7月26日(火)~28日(木)の3日間で実施しました。
今年は3年ぶりに現地での開催となり、定員の6倍近い応募の中から、参加にかける熱意を記した作文をもとに選抜された12名が理研に集い、3つのコースごとに担当研究者の指導の下、3日間のプログラムを行いました。最終日に行われた体験発表会では、どのコースも大変聞きごたえのある発表となり、3日間で得られた大きな学びと充実さが感じられました。
また2日目には五神真理事長、仲真紀子理事らを交えての交流会を行いました。コースの垣根を越えて、研究者の研究の様子など、参加者にとって貴重なお話を聞くことができる機会となりました。
参加者の声を紹介します。
- 今回の体験は自分の知らない世界を知ることができて、とても有意義で楽しいものでした。そして理研の良さを知ることができました。今後もここで体験できたことを忘れずに、興味を持ったことに積極的にチャレンジしていきたいです。
- 理研という私にとって憧れの場所に3日間居られたことがまず幸せでした。広大な敷地に数多くある施設や高度な研究設備に胸が弾みました。その上、そのような場所で活躍されている研究者の方がどのように研究されているのかを間近で拝見したりお話を伺ったりして自身の将来研究者になりたいという思いを掻き立てられました。
- この三日間で今までに見たことのない世界を見ることができて、見るもの全てが新鮮で、本当に楽しかったです。そしてなにより、河野先生が、観察をとても楽しそうにしているのが印象的でした。ミドリムシを高速顕微鏡で見たときにとても嬉しそうに喜んでいて、研究者という職業はとても素敵だと思いました。
多くのご応募、ご参加ありがとうございました。