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2023年1月12日

理化学研究所

永岡 桂子 文部科学大臣が計算科学研究センターを視察

永岡 桂子 文部科学大臣が2023年1月11日、理化学研究所(理研)神戸地区の計算科学研究センター(R-CCS)を視察されました。

初めに松尾 浩道 理事からごあいさつと理研の概要説明を受けられ、永岡 大臣は、今回の視察での関心事項としてスーパーコンピュータ「富岳」と量子コンピュータの連携への取り組みや今後の日本社会への活用方針を示されました。

次に、米国出張中の松岡 聡 センター長からオンラインで、国家プロジェクトとしてトップスーパーコンピュータを研究開発する意義や、「富岳」のポテンシャル、「富岳」を使ったSociety 5.0に向けた取り組み、次世代計算基盤に係る調査研究や富岳と量子コンピュータのハイブリッド計算への取り組みなどの説明を受けられました。

続いて、R-CCS 複雑現象統一的解法研究チームの坪倉 誠 チームリーダーから、自動車エンジンの燃料噴霧噴射を応用して実現できた「富岳」を使ったさまざまな飛沫飛散シミュレーションによる新型コロナウイルス対策への貢献などについて説明を受けられました。その後の意見交換で永岡 大臣は、「富岳」を用いることによりマスク無しでの安全な距離(2m)が実証されたことなどが政府の新型コロナウイルス対策に非常に寄与したと述べられました。

最後に計算機室に移動し、「富岳」の実機を間近でご覧になりました。「富岳」の廃熱の有効利用の可能性について質問をされたほか、温度が一定で低騒音に保たれている計算機室の環境に感心されていました。

富岳概要説明の様子

富岳概要説明を熱心にお聞きになる永岡 大臣(左端)

「富岳」実機を前に記念撮影する永岡 大臣の写真

「富岳」実機を前に記念撮影する永岡 大臣(左から2人目)

※撮影時のみマスクを外しております。

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