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2023年6月14日

理化学研究所

大塚 孝治 客員主管研究員がフンボルト賞を受賞

大塚 孝治 客員主管研究員の写真

仁科加速器科学研究センター 核構造研究部の大塚 孝治 客員主管研究員が、フンボルト賞(Humboldt-Forschungspreis, Humboldt Research Award)を受賞しました。授賞式は 6月29 日、ドイツのベルリンで行われる予定です。

フンボルト賞は、各研究分野に大きな影響を与え、今後も最先端の成果を生み出すことが期待される研究者に対して、ドイツのアレクサンダー・フォン・フンボルト財団が贈呈する賞で、学術の全分野を対象とします。ドイツで最も栄誉のある国際賞とされており、受賞者の中から多くのノーベル賞受賞者を輩出していることでも知られています。

大塚 孝治 客員主管研究員(東京大学 名誉教授)は、長年にわたり、原子核物理学理論において多くの研究業績を残してきました。特に原子核の構造を記述する「殻模型」に基づき、エキゾチック原子核の物理、殻進化理論、集団運動のバンド構造などにおいて、原子核構造理論に革新的な発展をもたらしました。

受賞者のコメント

この度の受賞は大変ありがたく、共に歩んできた皆様に心よりの感謝を申し上げます。特に理研仁科センターには東大時代から30年以上に渡り、予言の実験的検証のみならず、様々なご支援と学問上の刺激をいただきました。また、スーパーコンピュータ「京」や「富岳」により必要不可欠な計算ができました。

賞状を受ける大塚 客員主管研究員の写真

賞状を受ける大塚 客員主管研究員(左)

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