盛山 正仁（もりやま まさひと）文部科学大臣が2023年10月6日、理化学研究所（理研）和光地区を視察されました。
冒頭、五神 真 理事長、宮園 浩平 理事から理研の概要について説明を受けられ、続いて、脳神経科学研究センター（CBS）および量子コンピュータ研究センター（RQC）を訪問されました。
脳神経科学研究センターでは、上口 裕之 副センター長による同センターの概要説明後、認知症研究についての説明を受けられ、広視野高速2光子顕微鏡（FASHIO-2PM）を用いた、大脳新皮質における広域ネットワークでの動作原理の解明に向けた研究活動をご覧になりました。
量子コンピュータ研究センターでは、古澤 明 副センター長らの案内により、今年3月27日にクラウド利用を開始した国産超伝導量子コンピュータ初号機（愛称「叡（えい、英語表記は"A"）」）および理研RQC-富士通連携センターで開発した国産2号機となる超伝導量子コンピュータの見学をされました。
盛山 大臣は、五神 理事長らと熱心に意見交換を行われ、認知症の治療法の開発や今後の量子技術の発展に向けて理研の研究開発力に強く期待を寄せられました。
脳神経科学研究センターで説明を受けられる盛山 大臣（右）
超伝導量子コンピュータの前で説明を受けられる盛山 大臣（中央）
本部棟ロビーでの写真（中央左：盛山 大臣、中央右：五神 理事長）