小澤 知己 客員研究員(数理創造プログラム)が第6回(令和5年度)晝馬輝夫 光科学賞を受賞しました。
晝馬輝夫 光科学賞は、日本の光科学の基礎研究や光科学技術の発展に貢献する研究において、独自に独創的な研究業績をあげた45歳未満の研究者に与えられる賞です。
小澤 客員研究員は、トポロジカル・フォトニクスの分野において、新概念の提唱、デバイス応用の提案という理論研究に加え、共同研究を通じた実験研究により分野を牽引する貢献を成してきたことが評価され、受賞に至りました。贈呈式は本年3月5日に行われる予定です。
受賞業績
トポロジカル・フォトニクスにおける人工次元等の理論的提唱とその実証
コメント
この度、晝馬輝夫 光科学者賞を受賞することになり、大変嬉しく思っています。受賞理由となった「トポロジカル・フォトニクスにおける人工次元等の理論的提唱とその実証」は、固体物理、原子物理とフォトニクスという3つの分野の境界における業績です。このような学際的な研究が可能だったのは、ひとえに理化学研究所数理創造プログラムの自由を大切にする創造的な研究環境のおかげだと思っています。