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2024年5月27日

大阪大学
理化学研究所

難治性前立腺がんに対する医師主導治験を開始

-アスタチン標識薬を用いた革新的アルファ線治療-

大阪大学 大学院医学系研究科の渡部 直史 講師、富山 憲幸 教授(放射線医学)、波多野 浩士 講師、野々村 祝夫 教授(泌尿器科学)らの研究チームは、大阪大学医学部附属病院において、標準治療抵抗性の前立腺がんを対象とした新たな医師主導治験を2024年6月より開始します。大阪大学 大学院医学系研究科では同核物理研究センターおよび理化学研究所仁科加速器科学研究センターからα線放出核種のアスタチン(At-211)の供給を受け、大阪大学 放射線科学基盤機構のチームと連携し、前立腺特異的膜抗原(PSMA : Prostate Specific Membrane Antigen)を標的とした新たなアルファ線治療薬([At-211]PSMA-5)の標識製造に成功し、既に動物モデルでの有効性を報告しました。

詳細は大阪大学医学系研究科・医学部のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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