2024年度の「理化学研究所 仙台地区一般公開」を10月12日に開催しました。2時間ごとに区切った3部制(事前予約制)とし、3部合計で約2,900名の方からの応募がありました。抽選制のため、多くの方にご来場いただけなかったことを心からおわび申し上げます。
当日は天気にも恵まれ、盛況のうちに終了いたしました。
その様子を一部紹介します。


7つのイベントを開催
「テラヘルツ光ってなぁに?~見えない光を見つけよう!~」をテーマに7つのイベントを行いました。小学生を中心に幅広い年齢層の方が来場し、どのイベントも大変盛況で、特にお子様からは、超伝導体が磁石のレールに沿って浮上したまま走る「超伝導コースター」と、蓄光スライムを作る「光るスライムを作ろう!」が人気でした。

超伝導コースター

光るスライムを作ろう!

光のエネルギーを使って液体を固体に変化させよう

ソーラー バグ レース
講演会:アト秒科学の30年を振り返って
光量子工学研究センター 緑川 克美 センター長が「アト秒科学の30年を振り返って」と題して講演し、最新の研究をもとにアト秒科学の観点から人類が長い間超えられなかった1フェムト秒という壁の突破について分かりやすく説明しました。2023年のノーベル物理学賞を受賞した「アト秒科学」研究の30年を振り返る講演会は、参加者の興味を引き、多くの質問が寄せられました。
なお、講演会の様子は理研仙台チャンネルで、2025年3月31日までの期間限定で公開中です。ぜひご覧ください。

講演会の様子
参加された皆さまからは、「楽しかった。また来たい」「色々なことが学べて勉強になった」「研究愛が伝わり、研究職って楽しそうだなと思った」など、たくさんの感想をいただきました。
2024年度の開催スケジュールは、詳細が決まり次第、理研ウェブサイトのイベントページにてお知らせします。皆さまのご来場をお待ちしています。
関連リンク
- 2024年10月12日イベント「理化学研究所 仙台地区一般公開 2024」