2025年8月22日、理化学研究所(理研)東京地区にて、スーパーコンピュータ「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステム(開発コードネーム:「富岳NEXT」)の開発体制始動記念式典を開催しました。
「富岳NEXT」については理研が開発主体となり2025年1月よりプロジェクトが開始されました。2025年6月には、全体システム及び計算ノード、CPU部の基本設計を実施する企業として、富士通株式会社(富士通)が決定し、すでに理研と基本設計を推進しています。
今般、理研は加速部に初めてGPU(グラフィック処理装置)を採用し、その基本設計の実施企業を NVIDIA Corporation(NVIDIA)に決定し、この三者国際連携による開発体制が始動したことを記念し式典を開催しました。
式典では、まず文部科学省研究振興局の淵上 孝 局長にご挨拶をいただきました。続いて五神 真 理事長、松岡 聡 センター長(理研 計算科学研究センター)、ヴィヴェック・マハジャン執行役員副社長CTO、システムプラットフォーム担当(富士通)、イアン・バック ハイパースケールおよびハイパフォーマンス コンピューティング担当副社長(NVIDIA) から、「富岳NEXT」プロジェクトに関する取組や展望が発表されました。

記念撮影
前列左より、マハジャン副社長(富士通)、淵上 局長(文部科学省)、五神 理事長、バック副社長(NVIDIA)、後列左から3人目 松岡センター長

式典の様子
関連リンク
- 2025年8月22日お知らせ「理化学研究所、富士通およびNVIDIAとの国際連携による「富岳NEXT」開発体制を始動」
- 2025年1月22日お知らせ「スーパーコンピュータ「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムの開発・整備を開始」
- 2025年8月22日 計算科学研究センター お知らせ「「富岳NEXT」開発体制始動記念式典の実施」