工作係資料
工作係は、研究に用いる実験機器の製作を行う研究支援部門として、研究所設立から間もない1921(大正10)年に設置されました。理化学研究所は技術者(職工)を米国に留学させ、最先端の技術を習得させるとともに、高価な工作機械も整備しました。その後、研究成果物の製造・販売も行い、研究所の財政を支えました。工作係の名称は、工作課、工作部、技術部など時代によって変わりましたが、現在も実験機器の製作を行う部門が存続しています。
記念史料室では、工作係やその流れを引き継いだ工作部門が製作した機器や設計図、販売資料などを収集・保存しています。




精度:0.001mm、測定範囲:X軸(150mm)/ Y軸(120mm)

