慶應義塾大学大学院理工学研究科の岡野元基(おかのげんき・博士課程2年、学振研究員(DC1))、能崎幸雄教授、中国科学院大学カブリ理論科学研究所の松尾衛准教授、大沼悠一博士研究員、理化学研究所創発物性科学研究センターの前川禎通上級研究員らは、表面を酸化した銅において電流が磁気の流れ「スピン流」を生み出す現象が、電流の渦を起源とする証拠を発見しました。本研究で実証された新しいスピン流生成法によって、磁石や貴金属を必要としない省エネルギー磁気デバイスの実現が期待されます。
本研究成果は、米国物理学会誌「Physical Review Letters」に、5月29日(現地時間)付でオンライン掲載されました。
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