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2020年12月9日

物質・材料研究機構
理化学研究所

史上最長のボトルブラシポリマーの合成に成功

-柔軟性と低摩擦性を兼ね備えた高分子材料への応用に期待-

物質・材料研究機構(NIMS)は理化学研究所(理研)と共同で、史上最長のボトルブラシポリマーの合成に成功しました。ボトルブラシポリマーは、1本の主鎖と複数の側鎖から構成される、エノコログサ(通称ネコジャラシ)に似た形の高分子で、今回長さに加えて化学的性質の異なるポリマーの作りわけにも成功しました。従来のボトルブラシポリマーの合成で致命的欠点であった長さや化学的性質の多様性の制約が大きく改善されたことで、柔軟性と低摩擦性を有する高分子材料などへの応用が期待されます。

本研究は、NIMS機能性材料研究拠点の山内祥弘独立研究者と理研創発物性科学研究センターの石田康博 チームリーダーらの研究チームによって行われました。

詳細は物質・材料研究機構のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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