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2022年6月24日

奈良先端大
理化学研究所
株式会社ユーグレナ

藻類細胞のサイズや成分含量の変化を電気で同時に高速測定できる装置を開発 特定のユーグレナ株の選抜も可能なマイクロ流体デバイス

-二酸化炭素から物質生産する藻類産業の加速に期待-

奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑 一裕)先端科学技術研究科 物質創成科学領域 生体プロセス工学研究室のヤリクン・ヤシャイラ准教授と細川 陽一郎教授、株式会社ユーグレナ(代表取締役社長:出雲 充)の鈴木 健吾執行役員CTO、理化学研究所 生命機能科学研究センターの田中 陽チームリーダー、オーストラリア・マッコーリー大学のLi Ming(リ ミン)講師、中国科学院深海科学技術研究所のYang Yang(ヤン ヤン)教授は共同で、有用な生物資源とされる藻類の一種であるユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下ユーグレナ)について、細胞のサイズと含まれる成分の変化をインピーダンス信号を指標にして高速で計測できるマイクロ流体デバイスを開発しました。

これまで開発したマイクロ流体デバイスでは、藻類の細胞外部形状の判断のみ可能でしたが、今回の開発により、さらにサイズ変化と有用物質の含有量変化の情報を得ることができ、生産性が高い特定藻類の選別や培養方法の定量化への活用が期待されます。

詳細は奈良先端科学技術大学院大学のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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