2024年2月8日
奈良先端科学技術大学院大学
理化学研究所
花が散りゆく仕組みを遺伝子から解明
-オートファジーにより、古い花びらの根本を狙い撃ちして除去していた-
奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩崎 一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の山口 暢俊 准教授、伊藤 寿朗 教授、白川 一 助教、郷 達明 助教、中部大学の鈴木 孝征 教授、名古屋大学の石黒 澄衞 准教授、理化学研究所 バイオリソース研究センターの市橋 泰範 チームリーダー、同環境資源科学研究センターの豊岡 公徳 上級技師らの共同研究グループは、ノーベル生理学・医学賞でも注目された「オートファジー」という細胞内のタンパク質などを自ら分解する機能を使って、植物が古くなった花びらを除去していることを解明しました。この成果により、花が散る時期を人為的に調節できるようになれば、長持ちする花を作るなど、園芸や農業の分野での応用が期待できます。
詳細は奈良先端科学技術大学院大学の報道発表資料(PDF)をご覧ください。
報道担当
理化学研究所 広報室 報道担当
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