2025年6月9日
神戸大学
理化学研究所
農業・食品産業技術総合研究機構
北海道大学
土壌菌により活性化されるとジャガイモの寄生虫を孵化させる鍵物質を発見
-植物・微生物・寄生虫の三者間の相互作用を明らかに-
神戸大学 大学院農学研究科の水谷 正治 教授、理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター 代謝システム研究チームの秋山 遼太 基礎科学特別研究員、平井 優美 チームリーダーらと、農研機構北海道農業研究センターの串田 篤彦 博士、北海道大学 大学院理学研究院の谷野 圭持 教授らの研究グループは、ナス科植物が根から分泌する化合物「ソラノエクレピンC」を新たに発見しました。さらに、孵化促進活性を示さない不活性なソラノエクレピンCが土壌中の微生物によって変換されることで、ジャガイモシストセンチュウの孵化を誘導する「孵化促進物質」に変化することが明らかになりました。
詳細は神戸大学のホームページをご覧ください。
報道担当
理化学研究所 広報部 報道担当
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