実績使途等
皆様からのご支援に深く感謝申し上げます。
募集特定寄附金(令和3年度)
54件・13,565,200円
- 次世代器官再生医療に向けた基礎・応用化研究支援寄附金
(27件・932,200円) - SDGsへの貢献に向けた環境資源科学研究及び研究者育成支援に関する寄附金
(18件・6,750,000円) - 若手AI研究者育成支援寄附金
(6件・333,000円) - 視覚機能再生研究支援寄附金(令和3年10月31日募集終了)
(2件・5,500,000円) - Society 5.0に向けた高性能計算科学研究支援及び研究者育成支援に関する寄附金(令和3年3月31日募集終了・クレジットカード決済による翌期入金)
(1件・50,000円)
寄附金による取り組み
使途特定寄附金(令和3年度)
55件・54,228,446円
事例(部署・職名は、受入当時)
- 生命医科学研究センターヒト疾患モデル研究チームによる「急性骨髄性白血病の個別最適化治療へ一歩」等悪性な白血病の根治に向けた研究支援
- 脳神経科学研究センター分子精神病理研究チームにおける統合失調症などの難治性精神疾患の病理の解明の研究支援
- 科技ハブ産連本部バトンゾーン研究推進プログラム人工ワクチン研究チーム増田健一チームリーダーによる多重抗原ペプチドワクチン開発への支援
など
ご支援のお礼
一般寄附金(令和3年度)
120件・15,634,000円
令和3年度一般寄附金の使途:次の項目
- 人材育成・確保・輩出に向けた取組の強化:「科学道」を用いた理解増進活動の展開
- 国際化に向けた取組の強化: 外国人研究者着任時サポート
に特定し、使⽤いたします。
- ※一般寄附金の使い道は、所内募集の使途提案により寄附金募集推進委員会において審議の上、決定しています。
令和2年度一般寄附金
140件・26,847,090円
社会的注目度の高い分野・テーマの研究促進、人材育成・確保・輩出に向けた取組の強化、所内外の連携・共同利用の促進として、次のとおり使用いたしました。
寄附金による取り組みとご支援のお礼
COVID-19関連研究開発
~TMPRSS2 抗体による新型コロナ感染の阻害製剤の創出~
理研の研究活動にご支援を頂き、心から御礼申し上げます。私たちは現在、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬の開発を進めており、その研究に大切に使わせて頂いております。2020年から世界的に感染拡大を起こした新型コロナウイルスは、未曾有のパンデミックとなっております。画期的なRNAワクチンの開発と抗体カクテル療法とによって、3年目にしてやっと抑制されつつあります。しかし一方で、次々と出現する変異ウイルスに対してはこれらのワクチンや治療薬の効果が限定的になってきており、今後のことも含めた新しい治療薬が必須な状況になっています。
これまでの抗体薬は、全てがウイルスのスパイクタンパクに向けられたものであるのに対して、私たちはウイルスの感染に必須なヒト細胞側の分子に対する抗体の作成に成功しています。この抗体薬は、全ての変異ウイルス株の感染を阻止できることが細胞レベルの研究で判明しています。しかしまだ、生体内でも同じように効くかは明らかでなく、私たちの研究結果に基づいて新型コロナウイルス感染症に対する新たな抗体薬として成果をできるだけ早く展開できるよう、抗体薬の感染阻止効果について更なる研究を進めております。
生命医科学研究センター 創薬・医療基盤技術プログラム
「科学道」を用いた理解増進活動の展開
~科学道100冊プロジェクト~
2021年度は「未来エンジニアリング」「脳とココロ」「つながる地球」の3つのテーマから書籍を選書し、図書館や学校等合計500カ所で展示され、多くの方に手に取っていただき、書籍を通じて科学者の生き方・考え方や科学の面白さ・素晴らしさを実感いただくことができました。
ご支援に深く感謝申し上げます。
広報室


立地自治体であるつくば市との協定に基づく筑波地区の地域・社会との連携並びに相互理解の強化と充実を図るための屋外環境整備促進事業
筑波地区構内に有しているテニスコート施設(約1,400㎡)は、地域社会への協力の一環として近隣地域住民の方々にも利用していただいており、地域住民の健康や福祉の増進に供するとともに、交流や憩いの場となっています。
今回のご支援により、施設内の照明設備のLED化並びに安全性の高い取付金具を用いた設備へ更新することができました。これにより、地域環境への配慮と環境負荷軽減が実現するとともに地震災害時における安全性や機能性の大幅な向上が期待されます。
ご支援ありがとうございました。
筑波事業所 研究支援部
