6月24日（金）、昨年12月に設置された理研北京事務所の開所式が北京において行われました。式典には、中国全土と日本からおよそ250名の出席者がありました。

式典の中で、野依理事長は「未来世代への科学技術」という演題で講演を行い、日本と中国がエネルギー、食糧、健康、環境等の人類が抱える問題を解決するために科学技術の分野で協力する必要性を訴えました。

また併せて、理研と中国科学技術部との間で、研究協力覚書に調印しました。この覚書の調印は、今後の理研と中国の研究機関、大学等との協力を推進するのに大きな役割を果たすことになります。