2015年9月24日
理化学研究所
川合眞紀 理事長特別補佐がIUPAC 2015 DISTINGUISHED WOMAN IN CHEMISTRY OR CHEMICAL ENGINEERINGを受賞
川合眞紀 理事長特別補佐がIUPAC (International Union of Pure and Applied Chemistry) 国際純正・応用化学連合による、化学/化学技術分野における優れた女性を表彰するIUPAC 2015 DISTINGUISHED WOMAN IN CHEMISTRY OR CHEMICAL ENGINEERINGを受賞しました。
本賞は、化学/化学技術に貢献した女性を称えるため、2011年に創設されました。選考委員会は、化学分野における基礎/応用研究への貢献、教育分野での業績、リーダーシップや組織の運営に卓越性を示す者に賞を贈呈します。
受賞者のコメント
この度IUPAC(国際純正・応用化学連合)より上記の賞をいただきました。表彰式は8月11日に韓国の釜山で開催されたIUPAC総会で行われました。理化学研究所の理事としての経験が受賞の大きな要因となっており、理研で皆様に支えていただきながら5年間、本部で勤めさせていただいたことが評価されたと感じております。ここに改めて皆様に御礼申し上げます。
「IUPAC Distinguished Women in Chemistry/Chemical Engineering」はIUPACが2011年の世界化学年プロジェクトのひとつとして創設したもので、2011年、2013年にそれぞれ23名、12名が表彰されています。今回は私を含む12名が選ばれました。日本からは2011年に相馬芳枝日本化学会フェロー、2013年には栗原和枝東北大学教授が選ばれております。
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表彰式の様子(左:IUPAC会長 Dr. Mark Cesa、中央:川合理事長特別補佐、右:IUPAC副会長 Dr. Natalia Tarasova)