理化学研究所仁科加速器研究センター超重元素研究グループは、113番元素の発見と命名権の獲得について国際機関の認定を受け、未来の科学技術の発展への期待と希望を与えた功績により、和光市から感謝状を贈呈されました。
感謝状の贈呈は3月4日に理化学研究所和光事業所において行われました。森田浩介グループディレクターをはじめとする超重元素グループのメンバーが出席し、松本武洋和光市長から感謝状が手渡されました。その後、和光市が製作した、グループの功績を広くPRする横断幕が披露されました。横断幕は3月7日から理研が隣接する国道254号線和光市中央歩道橋に掲揚されています。
森田グループディレクターコメント
このたび、理研の地元の和光市より感謝状を授与されたことは大変喜ばしく名誉あることと思います。長い時間をかけて一つの目的にみんなで立ち向かった結果、このような成果を出すことができ誇りに思います。和光市の市民の皆様のご理解があって初めて研究が続けられたものであり、元素に名前が付くことによって非常にわかりやすい形で市民の皆様に恩返しできることが嬉しいです。今後、研究は次のステップに進みますが、市民の皆様に愛される理研であることを心がけていきたいと思います。