理化学研究所は、平成28年3月31日和光事業所にて、信州大学との間で、連携・協力の推進に関する協定の締結を行いました。信州大学と理化学研究所が、両機関の教育・研究能力及び人材等を活かし連携・協力することによって、我が国の学術・科学技術の振興、人材育成に資することを目的とし、そのため、共同研究等の研究協力、人材交流・育成、連携研究室の設置等につき、連携・協力を推進していくことを目的としております。
協定に基づく連携事項
- 1.共同研究等の研究協力
- 2.人材交流(クロスアポイントメントを用いた取組みを含む)
- 3.人材養成(学生への研究指導の実施を含む)
- 4.連携研究室の設置等
信州大学及び理化学研究所による、相互の共同研究の推進、人材交流、大学の学生への研究指導等の人材養成等を計画しています。
また、理化学研究所は、信州大学の教員を研究所の研究員として委嘱し、連携研究室等での相互の研究協力等の効果的な推進に務める一方、信州大学は、理化学研究所の研究者を大学の教員に適宜委嘱し、学生の研究指導等、大学の若手人材育成推進に資する予定です。
本協定を発端として、協定案に規定されている種々の連携、協力の取組みのほか、信州大学の多様な材料研究を始め、バイオ、メディカル、生物学、医科学等の多方面の学術分野で、さらなる連携を図ることで、双方の機関の研究の深化と人材育成等の取組みをさらに進展させてまいります。
協定に署名した信州大学の濱田学長(右)と理研の松本理事長(左)
記念写真
*信州大学の概要:
昭和24年5月31日設置。(平成16年4月1日より「国立大学法人信州大学」)
学術研究院(3学域、10学系)、8学部、大学院研究科(8研究科)
先鋭領域融合研究群(5研究所)及び学部附属教育研究施設等を有する総合大学。
学生数は、学部学生 9,202人、大学院 1,768人。(平成27年5月現在)