開催日 | 2018年11月7日(水) 17:30-18:30 ※講演後に名刺交換などの交流の時間を設けます。 |
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場所 | 健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス三宮拠点 兵庫県神戸市中央区雲井通5-3-1 サンパル7階 |
対象 | 企業の方限定 |
定員 | 40名 先着順 ※事前登録制 |
参加費 | 無料 |
参加申し込み | 参加ご希望の方は、会社名、氏名、メールアドレスを記載の上、件名を『11月7日 理研イブニングセミナー参加申込』として、下記のメールアドレス宛にお申し込み下さい。 〆切: 2018年10月31日 |
チラシ | 第54回 理研イブニングセミナーチラシ |
お問合せ先 | イノベーション事業本部 企業共創部 (イブニングセミナー事務局) Tel:048-467-4346 E-mail:evening-seminar[at]riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。 |
第54回 2018年11月7日(水) [神戸開催] |
「見えないものを観る ~画像処理による生命現象のあぶりだし」 計測装置の急速な進歩により、細胞や組織生体を対象とした画像の撮影が可能となってきた。従来、写真として撮影していた画像はディジタル情報としてXY空間における物質、現象の数値情報として扱うことが可能となってきた。 さらに、撮影デバイスの高度化により、撮影情報が膨大な量となり、撮影した貴重な情報を人が眼で見て判断する事が出来ない状況である。また、取得情報もXY空間の2次元から、XYZの3次元、時間変化を入れたXYZTの4次元、蛍光波長を入れたXYZTλの5次元へと拡張している。 これに対して、私たちが画像を見て判断する“眼-神経-脳”の器官は、2.5次元の情報に特化して進化してきたために、これらの多次元の情報は人が画像を見て判断することができない。そのため、せっかく取得した膨大な情報に潜む複雑な現象を有効に使う事、すなわち“観る”ことができない状況である。 この大量・多次元の画像情報から撮影者が望む現象を提示する方法として、画像処理技術がある。この講演では、様々な計測装置から得られる画像から、画像処理により潜んでいる生命現象を明らかにする方法とその実例を紹介したい。 発表者:横田 秀夫(光量子工学研究センター 画像情報処理研究チーム) |