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2018年9月6日

理化学研究所

「産業界との融合的連携研究制度」2019年度研究課題を募集

理化学研究所(松本紘理事長)は、「産業界との融合的連携研究制度」の2019年度新規研究課題の募集を、2018年9月6日から開始します。本制度は、理研科技ハブ産連本部 バトンゾーン研究推進プログラム(小寺秀俊プログラムディレクター)が、産業界との連携の形として2004年度から展開しているものです。企業が抱える課題に基づく研究開発テーマを公募し、企業側の担当者をチームリーダーとして受入れ、理研内に企業と理研の融合連携チームを設置します。そして、融合連携チームの中で、マッチングファンド方式の下共同研究を行い、企業において実用化を図るという、企業側主導を重視した制度です。今年度より制度を一部改訂しましたので、産業界との融合的連携研究制度のページにてご確認ください。

産業界との融合的連携研究制度

募集内容に関する企業向け説明会を、2018年10月2日(火)に東京、10月3日(水)に神戸で行います。ぜひお越しください。

産業界との融合的連携研究制度について

理研は、創出した幅広い分野の研究成果や最先端技術を広く社会に普及する、または技術移転を行うなど、研究成果の社会還元を実現するための取り組みを行っています。このような技術移転を効果的に進めるには、リレー競技の"バトンゾーン"のような、理研の研究者と企業の研究者が、一定の期間、同じ方向に全力で突き進む場が必要です。研究の場を提供することで、産業・社会との関係の一層の強化を図り、日本の産業技術の新しい展開に貢献します。

企業向け説明会

本件公募に関する説明会を下記のとおり実施します。
参加日程、会社名、所属、参加者氏名及び連絡先を記載の上、各回申込期限までにEメールにてyugorenkei [at] riken.jp (※[at]は@に置き換えてください。)までお申し込み下さい。

<関東地区>

  • 日時:平成30年10月2日(火)13:30~14:30
  • 場所:理研東京連絡事務所 会議室3.4
    (〒103-0027 東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング 15階)
  • 申込期限:平成30年9月28日(金)

<関西地区>

募集条件とスケジュール

応募条件

理研の研究成果および研究基盤を活用して、実用化・製品化を目指す課題。

スケジュール

9月6日(木)

公募開始

10月2日(火)

公募説明会(東京)

10月3日(水)

公募説明会(神戸)

11月5日(月)

提案課題受付締切

12月~3月

提案採択可否採択、研究計画書作成、研究契約協議

4月

研究契約締結、研究チーム設置、研究開始

理研の各研究室、研究チームなどの研究内容については、研究紹介のページを参照。

【アクセス方法】

  • 1.トップページ→ページ右上のサイト内検索でキーワード入力→該当研究室へ。
  • 2.トップページメニュー「研究紹介」内「研究室主宰者等一覧」(50音順で掲載)→研究室名をクリック→研究室紹介(研究室プロフィール、研究テーマ、主要論文、研究室HP(ある場合))を掲載。

融合的連携研究制度のもとで研究を行っているチーム(2018年8月末現在)

  • 眼疾患クラウド診断融合連携研究チーム(株式会社トプコン)
  • 人工ワクチン研究チーム(動物アレルギー検査株式会社)
  • 植物新育種技術研究チーム(日本たばこ産業株式会社)
  • 三次元ゲル線量計研究チーム(日産化学工業株式会社)
  • 次世代臓器保存・蘇生システム開発チーム(株式会社SCREENホールディングス)
  • ガラス成形・光学シミュレーション研究チーム(インテグレーションテクノロジー株式会社)
  • 糖鎖ターゲティング研究チーム(株式会社糖鎖工学研究所)
  • ボクセル情報処理システム研究チーム(日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社)
  • 中赤外レーザー光源研究開発チーム(株式会社オキサイド)
  • 微細藻類生産制御技術研究チーム(株式会社ユーグレナ)
  • 水素エネルギーストレージ技術研究チーム(株式会社アツミテック)

上記のほか、これまでに36チームが本制度による研究を終了し、現在、それぞれの企業において製品開発などが進められています。

問い合わせ先・事前相談窓口

理化学研究所
科技ハブ産連本部 バトンゾーン研究推進課
担当:近藤、鈴木、大須賀
Tel: 048-462-5459
Email: yugorenkei[at]riken.jp (※[at]は@に置き換えてください。)

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