環境資源科学研究センターの齊藤和季副センター長(本務:千葉大学大学院薬学研究院教授)は、天然資源系薬学・植物分子科学における優れた業績が評価され、平成30年秋の紫綬褒章を受章することが決定しました。伝達式は11月14日に執り行われる予定です。
齊藤副センター長は、世界に先駆けてメタボロミクスを中心とした統合オミクス研究を推進し、植物成分生合成のゲノム機能科学に大きな成果を挙げました。さらに、「ファイトケミカルゲノミクス」という新しい研究分野を開拓し、植物代謝に関する新規な遺伝子等を同定し、斯学の発展に大きく貢献しました。