2020年1月17日
理化学研究所
竹市雅俊チームリーダーが文部科学大臣賞、村山正宜チームリーダー・髙山順客員研究員が日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞を受賞/第3回日本医療研究開発大賞
生命機能科学研究センターの竹市 雅俊 チームリーダーが第3回日本医療研究開発大賞 文部科学大臣賞を、脳神経科学研究センターの村山 正宜 チームリーダー、ならびに革新知能統合研究センターの髙山 順 客員研究員(本務:東北大学 高等研究機構 未来型医療創成センター 助教)が、同 AMED理事長賞を受賞しました。
日本医療研究開発大賞は、我が国のみならず世界の医療の発展に向けて、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者等のインセンティブを高めることを目的として、平成29年度より行われております。
今回竹市チームリーダーが受賞した文部科学大臣賞は、科学技術・学術の振興の視点から特に顕著な功績が認められる事例を対象に1件、村山チームリーダー、高山客員研究員が受賞したAMED理事長賞は、若手研究者(45歳未満を目安)で顕著な功績が認められる事例を対象に5件が授与されています。
それぞれの受賞業績は下記のとおりです。
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賞名 | 氏名 所属・役職 | 受賞業績 |
---|---|---|
文部科学大臣賞 | 竹市 雅俊 生命機能科学研究センター 高次構造形成研究チーム チームリーダー |
カドヘリンの発見と多細胞体制構築機構の解明 |
AMED理事長賞 | 村山 正宜 脳神経科学研究センター 触知覚生理学研究チーム チームリーダー |
触覚関連疾患の脳内メカニズム解明に繋がる生理的な知覚とその記憶の神経基盤解明 |
AMED理事長賞 | 髙山 順 革新知能科学研究センター 目的指向基盤技術研究グループ 遺伝統計学チーム 客員研究員 |
「日本人基準ゲノム配列」初版JG1の作成・公開 |
受賞式は1月10日に、首相官邸にて執り行われました。

受賞者集合写真



関連リンク
受賞業績に関連する過去のプレス記事(村山チームリーダー)
- 2015年5月22日プレスリリース「“感じる脳”のメカニズムを解明」
- 2016年5月27日プレスリリース「睡眠不足でも脳への刺激で記憶力がアップ」