理化学研究所では、優れた研究開発業績を挙げた以下の者に対し、理研栄峰賞（りけんえいほうしょう）ならびに理研梅峰賞（りけんばいほうしょう）を2020年3月12日付で授与しました。
2019年度「理研栄峰賞」受賞者一覧
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| 氏名（所属） | 業績名 |
|---|---|
| 板橋 健太（開拓研究本部） 西 隆博（仁科加速器科学研究センター） |
パイ中間子スズ原子の高分解能質量欠損分光研究 |
| 寺尾 知可史（生命医科学研究センター） | 臨床応用を見据えた免疫疾患と後天的Y染色体欠失の遺伝疫学的解析 |
| Haobing Wang（環境資源科学研究センター） Yang Yang（環境資源科学研究センター） 西浦 正芳（環境資源科学研究センター） 侯 召民（環境資源科学研究センター） |
自己修復性および形状記憶特性を示す新規機能性ポリマーの開発 |
| 花栗 哲郎（創発物性科学研究センター） | 分光イメージング走査型トンネル顕微鏡を用いた鉄系超伝導体における創発現象の発見 |
| 横田 秀夫（光量子工学研究センター） 竹本 智子（光量子工学研究センター） 坂井 良匡（光量子工学研究センター） |
AIによる内視鏡画像からの早期胃がん領域の高精度自動検出法の研究開発 |
- ※所属は2019年10月時点のもの
2019年度「理研梅峰賞」受賞者一覧
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| 氏名（所属） | 業績名 |
|---|---|
| Bo Han（革新知能統合研究センター） | 強く雑音の影響を受けたデータからのロバスト深層学習技術の開発 |
| 窪田 陽介（数理創造プログラム） | 同変KK理論とAtiyah-Segal完備化 |
| 伊藤 裕貴（数理創造プログラム） | ガンマ線バーストのスペクトルと明るさの相関関係に関する理論的研究 |
| 平林 茂樹（生命医科学研究センター） | 機能的エンハンサーを同定する新技術「NET-CAGE」の開発 |
| 柏木 一宏（生命機能科学研究センター） | 統合的ストレス応答におけるeIF2B活性阻害の構造基盤 |
| 江原 晴彦（生命機能科学研究センター） | 転写伸長因子によってヌクレオソーム転写が促進される分子メカニズムの解明 |
| 三浦 尚（生命機能科学研究センター） | 次世代シーケンサーを用いた哺乳類染色体の三次元構造構築原理の研究 |
| 渡部 喬光（脳神経科学研究センター） | 自閉症の局所的な神経情報処理特性について：局所神経活動の非定型的な神経活動時間スケールを発見 |
| 津川 裕司（環境資源科学研究センター） | 情報科学を駆使した多様な植物メタボロームの包括的な解明 |
| 加藤 直樹（環境資源科学研究センター） | 鏡像異性生合成経路において立体選択的[4+2]環化付加反応を触媒する酵素の発見 |
| 中村 優男（創発物性科学研究センター） | 強誘電体におけるシフト電流のトポロジカルな特性の実証 |
| 寺倉 千恵子（創発物性科学研究センター） | 物性科学研究のための技術支援と研究環境整備への貢献 |
| 吉川 明子（創発物性科学研究センター） | エネルギー機能性物質の純良単結晶育成 |
| 黒川 量雄（光量子工学研究センター） | 超解像共焦点ライブイメージング顕微鏡（SCLIM）による可視化を用いたゴルジ体積荷タンパク質輸送機構の研究 |
| Pieter Doornenbal（仁科加速器科学研究センター） | 中性子過剰二重魔法数核ニッケル78のγ線核分光研究 |
| Ahn Deuk Soon（仁科加速器科学研究センター） | 60Caの発見と70Caの存在可能性の示唆 |
| 段塚 知志（仁科加速器科学研究センター） | 液体ヘリウムの低温研究者への安定供給 |
- ※所属は2019年10月時点のもの
- 理研栄峰賞
- 「著名若しくは重要な賞の受賞に値する又はその受賞に繋がることが大いに期待される研究開発業績」又は「社会に強い影響を与えた研究開発業績」を挙げた者に対し、理事長が授与する賞
- 理研梅峰賞
- 「学会等において高い評価が期待される独創的な研究開発業績」又は「研究所内外への優れた貢献が認められる研究支援業績」を挙げた者に対し、理事長が授与する賞