理化学研究所(理研)和光地区に新本部棟が竣工し、その記念式典を2021年5月25日同棟1階アクティブラウンジにおいて開催しました。新型コロナウイルスの影響で規模は縮小したものの、万全の感染対策のもと、理研の新たなシンボルの門出を祝うことができました。
式典では、松本紘理事長の主催者挨拶、加藤重治理事(施設担当)による施設紹介ののち、設計・施工を担当した株式会社竹中工務店 佐々木正人社長とPFI事業者の株式会社和光アールサポートPFI岸田文夫社長にご挨拶をいただきました。
次に、5月23日の和光市長選で当選した柴﨑光子市長より祝辞を、文部科学省研究振興局基礎研究振興課の渡邉淳課長よりビデオメッセージを、埼玉県産業労働部の板東博之部長より書面による祝辞をいただきました。
その後、建設工事を計画通り安全に竣工された設計・施工担当の株式会社竹中工務店と設計・工事監理担当の株式会社佐藤総合計画に対し、松本理事長より感謝状を贈呈しました。
新本部棟は、地上7階建て、役員と本部、和光事業所の事務部門の大部分を集約し、本部・事務機能の拡充を図るとともに、免震構造や大型の非常電源を導入するなど、全理研の危機管理対策の中枢としての機能を強化したものとなっています。
理研は、この新本部棟を次の百年の基盤として、大切に活用し、これまで以上に、理研の研究者、技術者、事務職員が一体となり科学道に邁進します。そして、独創的で最先端の成果創出に留まらず、豊かな国民生活の実現や国際社会の発展に貢献していきます。

出席者一同による記念撮影

柴﨑和光市長からのご祝辞

感謝状贈呈(左から、関野取締役、松本理事長、佐々木社長)

竣工した新本部棟
関連リンク
- 2021年3月31日お知らせ「PFI方式による新本部棟の竣工、引き渡し」