西村康稔（にしむら やすとし）内閣府特命担当大臣（経済財政政策）は、2021年9月21日、理化学研究所（理研）和光地区を視察されました。
開拓研究本部渡邉分子生理学研究室では、渡邉力也主任研究員より、新型コロナウイルスを5分程度で高感度に検出できる技術「SATORI法」の仕組みについて説明を受けられた後、検出に使用するマイクロチップの製造工程やウイルスRNAを蛍光感知する様子などを見学されました。
渡邉主任研究員（右）より説明を受けられる西村大臣（中央）
続いて、光量子工学研究センター光量子制御技術開発チームの実験デモンストレーションを視察されました。和田智之チームリーダーによる研究概要の説明を経て、可視光によって顕在化された飛沫微粒子を間近でご覧になり、新型コロナウイルス関連研究の進捗報告に熱心に耳を傾けられました。
実験デモンストレーションをご覧になる西村大臣（左端）
その後、西村大臣は、松本紘理事長らとの意見交換を行い、新型コロナウイルス対策研究の発展に期待を寄せられました。