このたび、理化学研究所(理研)内の一部のパソコンがコンピュータウイルス「Emotet(エモテット)」に感染し、この影響で理研の部署名や職員名を騙ったメールが送信されていることがわかりました。
本件については埼玉県警察にも相談の上、対応しております。
理研の部署名や職員名を騙る下記(※)のような不審なメールが届いた場合、添付ファイルの閲覧や文中のURLをクリックするなどを行わないようお願いいたします。
不審なメールを受信された皆様、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
- ※不審なメールの例
- 差出人は理化学研究所職員を名乗っているが、メールアドレスは理研のものではない(理研職員のメールアドレスは ***@riken.jp という形式です。一部で他の形式も使われていることがあります)
- パスワード付きのzipファイルを添付しているのに同じメール中にパスワードも併記している
- またはMSオフィス製品形式のファイル(ワード、エクセル等)が添付されていて、本文中にて「コンテンツの有効化」ボタンをクリックするようにとの指示がある
- 本文には意味のある内容がほぼ無く、添付ファイルを開くよう誘う、あるいは過去に実際にやり取りされたメールの文章がそのまま貼り付けられているなど
- メール本文中にURLが記載されていて、リンク先にPDF文書ファイルがあるように見える(実際にはここに攻撃者の用意した不正プログラムが置かれていることがある)など