川口 喬吾理研白眉研究チームリーダー(開拓研究本部 川口生体非平衡物理学理研白眉研究チーム / 生命機能科学研究センター 生体非平衡物理学理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー)がIUPAP C3委員会(ボルツマン賞の主催組織)のEarly Career Scientist Prizeを受賞しました。
Early Career Scientist Prizeは、博士号取得後8年以内の研究者で、統計物理学分野の理論または実験で顕著な成果をあげ、将来的に卓越した業績を期待される者に贈られます。
受賞業績
隠れた変数のゆらぎに関する研究、組織恒常性の背後にある統計物理学の解明、細胞集団運動におけるトポロジカル欠陥の役割の発見など、実験・理論統計物理学および生物物理学の複数のテーマにおける卓越した独自の業績が評価され、受賞に至りました。
受賞者のコメント
生命科学に関係した理論と実験の研究を統計物理学分野において認知していただいたことを嬉しく思っています。ラボメンバーや共同研究者の皆さま、これまでにお世話になった先生方や先輩方に感謝申し上げます。