木邑 真理子基礎科学特別研究員（理研白眉研究チーム 榎戸極限自然現象理研白眉研究チーム）が第1回 羽ばたく女性研究者賞（マリア・スクウォドフスカ＝キュリー賞）奨励賞を受賞しました。同賞は、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）と駐日ポーランド共和国大使館が、日本の女性研究者のより一層の活躍推進に貢献することを目的に、国際的に活躍が期待される若手女性研究者を表彰するため創設された制度です。
木邑基礎科学特別研究員は、ブラックホール近傍のガスから放出されるエネルギーを可視光からX線まで幅広い波長を組み合わせて観測するという研究の独創性が極めて高く、幅広く共同研究を構築する能力に長けていること。また、天文学に対する熱意の高さから課題設定に主体性があり、この分野を極めていく将来性が感じられることなどが評価され、受賞に至りました。
受賞コメント
様々な分野で第一線を走られている選考委員の方々に私の研究を評価していただけたこと、また、異なる分野で活躍されている同世代の研究者の方々と一緒に受賞できたこと、大変光栄に存じます。
ライフイベントを乗り越えたばかりの私にとって、この賞の受賞は大変励みになりました。
今後も、より面白い研究ができるよう精進いたします。