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2022年12月8日

理化学研究所

島津賞・島津奨励賞の受賞について

斉藤 和季 センター長(環境資源科学研究センター)が2022年度島津賞を受賞しました。

島津賞は、日本の科学技術振興のため、科学技術、主として科学計測に係る領域で、基礎的研究および応用・実用化研究において著しい成果を挙げた功労者に対して贈られる賞です。

また、山本 倫久 チームリーダー(創発物性科学研究センター 量子電子デバイス研究チーム)が2022年度島津奨励賞を受賞しました。

島津奨励賞は、日本の科学技術振興のため、科学技術、主として科学計測に係る領域で、基礎的研究および応用・実用化研究において独創的成果をあげ、かつその研究の発展が期待される国内の研究機関に所属する45歳以下の研究者に対して贈られる賞です。

島津賞

斉藤 和季 センター長の写真

斉藤 和季 センター長

受賞タイトル「植物メタボロミクス・統合オミクスの開拓による植物科学の新展開」

先端的植物メタボロミクスの開拓と他のオミクスとの統合による、有用な植物代謝産物の発見、その生産に関わる遺伝子の同定およびバイオテクノロジー応用などが評価され、受賞に至りました。

受賞者のコメント

理化学研究所を中心とする同僚や内外の研究者との、長年の共同研究成果が評価されたものです。これらの皆様に感謝申し上げます。未来の地球と次の世代のためにも、植物科学や環境資源科学はますます重要になっていくと確信しています。

島津奨励賞

山本 倫久 チームリーダーの写真

山本 倫久 チームリーダー

受賞タイトル「固体の電子波を利用した革新的な位相計測技術と量子デバイスの開発」

固体の電子波の量子力学的制御によって実現した波動関数の精密な位相計測技術と、電子干渉計を利用した量子デバイスの開発研究の進展や将来性が評価され、受賞に至りました。

受賞者のコメント

現在理研で精力的に進めている研究に関する内容で賞をいただきました。普段から私をサポートしてくださる理研の皆様や共同研究者の皆様に大変感謝しております。これを励みに、今後もより一層研究開発に取り組んで参ります。

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