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2023年9月11日

理化学研究所

和光市主催「子ども大学わこう」を開講しました

理化学研究所(理研)は8月23日(水)、和光市教育委員会生涯学習課主催のイベント「子ども大学わこう」に開催協力しました。抽選で選ばれた埼玉県和光市在住または在学の小学4〜5年生20名が理研和光地区に集まり、「光ってなんだろう? 自然の光とレーザー光の違い」と題して体験学習を行いました。自分で作った簡易分光器を使い、LEDの光と蛍光灯の光を「分光(=光の中に含まれている色の成分を分けること)」したら予想に反して分光結果が違うこと、水銀ランプや水素ランプ、窒素ランプなどさまざまな光源から出る光がそれぞれ特徴的な輝線(特に強く光って見える色の線)を持っていることを自分の目で確認でき、驚きの声を上げていました。

また、自然光や電灯の光とはまったく異なる性質をもつレーザー光も初めて間近で観察し、参加者たちは興味津々。手元から遠く離れた壁や天井まで小さな点のまま進むレーザー光に目を丸くしていました。装置内の壁面に当たる赤、緑、青のレーザー光が2つ、もしくは3つ重なるとどんな色に変化するのかを目の前で体感し、光の3原色とそれらの組み合わせで人間の脳が色をどのように感じているのかを実体験して、喜びの表情を見せてくれました。

自分で分光器を作ろう!の写真 自分で分光器を作ろう!
分光器で画面上の黄色い光を見てみると「えっ? なんで!?」の写真 分光器で画面上の黄色い光を見てみると「えっ? なんで!?」
いろいろな光源の光を分光してみました。の写真 いろいろな光源の光を分光してみました。
初めて体感したレーザーの光の性質にビックリ!の写真 初めて体感したレーザーの光の性質にビックリ!

開催後のアンケートでは、「光やレーザーのことが分かって楽しかったです(4年)」「分光するといろいろな光になることに驚きました(4年)」「もっといろいろな光を分光してみたいと思った(5年)」「光のことを自由研究にしようと思いました(5年)」などの声が寄せられました。

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