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2024年12月12日

理化学研究所

「和光市民大学2024」が開催されました

理化学研究所(理研)は2024年11月25日(月)と11月28日(木)、和光市教育委員会生涯学習課主催のイベント「和光市民大学」の開催に協力しました。このイベントは、埼玉県和光市の市民を対象に毎年開催されているものです。

25日(月)は、仁科加速器科学研究センター 超重元素研究部 羽場 宏光 部長が和光市役所内会議室で講義を行いました。「原子の仕組みとラジオアイソトープの製造・応用~新元素の探索からがん治療まで~」と題し、元素周期表や放射性同位体の説明から人工元素の合成、ニホニウムの発見、そして放射性物質のがん治療への利用までを分かりやすく説明。

13名の参加者からは、

  • 病気の治療への応用など、貴重な研究が和光市で行われていることはとても誇らしい
  • 難しい話を丁寧に解説していただき、内容も面白かった
  • 学生時代に戻ったような気持ち
  • 縁あって和光市に来て、ニホニウムに触れることができ嬉しかった

との感想をいただきました。

がん治療という身近な話題に熱心に耳を傾ける参加者の様子がん治療という身近な話題に熱心に耳を傾ける参加者

28日(木)は「理研展示室見学ツアー」と題して、理研和光地区にある展示施設「理研ギャラリー」、仁科加速器科学研究センターの展示施設「サイクロペディア」、情報統合本部のスーパーコンピュータ「HOKUSAI」の3カ所を回る理研職員による解説付きの見学会を行いました。抽選で選ばれた参加者19名の中には、理研を訪れるのは初めてという方々も多く、

  • 普段は外からしか見ることができない理化学研究所を見学できて楽しかった
  • 和光に移住して3年になるが、住民として誇れる場所だと感じ嬉しく思う
  • 越してきたばかりなので、家のすぐ近くにこれほど素晴らしい研究所があったとは驚き

などの感想をいただきました。参加者の皆さまが秋晴れの空の下、楽しそうに構内を歩いていらっしゃるのがとても印象的でした。

「理研ギャラリー」で理研の成り立ちから最新の研究成果までを解説の様子「理研ギャラリー」で理研の成り立ちから最新の研究成果までを解説
「サイクロペディア」では核図表模型を使ってさまざまな不安定元素について説明の様子「サイクロペディア」では核図表模型を使ってさまざまな不安定元素について説明
スーパーコンピュータ「HOKUSAI」を迫力ある冷却音と共に見学の様子スーパーコンピュータ「HOKUSAI」を迫力ある冷却音と共に見学

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