理研コンツェルン(理研産業団)資料
財団法人理化学研究所の第3代所長大河内正敏は、理研の研究成果を製品化する会社として、理化学興業株式会社を1927(昭和2)年に設立しました。その後、分社化や合併などを経て、最盛期の1939(昭和14)年には63社 121もの工場を有する一大企業集団「理研コンツェルン」(理研産業団とも呼ばれる)に発展させました。
記念史料室では理化学興業株式会社をはじめとする理研コンツェルン各社の経営資料などを収集・保管しています。理研コンツェルンでは、グループ各社の情報共有のための情報誌として、月報を出版していました。記念史料室では、1930~1940年代の月報を収蔵しています。


関連リンク
- 理研ヒストリア「大河内正敏と理研コンツェルン」