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2018年5月29日

京都大学
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理化学研究所

雷雲に隠れた天然の加速器を雷が破壊する瞬間を捉えた

京都大学、東京大学、理研らの国際共同研究グループは、雷雲中に発達した電場加速機構が雷放電によって破壊される様子を観測することに成功しました。

本研究では石川県珠洲市に放射線検出器と大気電場計を設置し、雷雲の通過と同期した1分ほど継続するガンマ線のバースト放射が、雷とともに途絶する様子を観測しました。この雷放電は富山湾に設置された長波帯 (LF) 電波受信機により観測され、バースト放射が途絶した瞬間に、放電路が放射線検出器の上空を通過したことが確認されました。これにより雷雲中に存在していた電子の加速機構が、雲中の放電によって直接的に破壊されたことが示されました。

詳細は京都大学のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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