東京理科大学理工学部の坂本卓也講師と東京大学大学院新領域創成科学研究科の松永幸大教授らは、大阪大学、理化学研究所、中部大学などと共同で、シロイヌナズナの変異体を使用してセントロメアを分散配置させるタンパク質群(CII-LINC複合体およびCRWN)の同定に成功し、二つの分子経路によってセントロメアの分散型パターンが形成されることを明らかにしました。1885年以来、130年以上、謎であったセントロメアの空間配置パターンの分子メカニズムが明らかになりました。この研究成果により、DNAの空間配置制御メカニズム研究の扉を開くことができました。
詳細は東京大学大学院新領域創成科学研究科のホームページをご覧ください。
報道担当
理化学研究所 広報室 報道担当
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