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2022年8月1日

東京農工大学
理化学研究所

新たな植物の硫黄分配メカニズムを発見

-作物のストレス耐性強化にも期待-

国立大学法人東京農工大学大学院連合農学研究科の伊藤岳洋(博士後期課程1年)、農学研究院の大津直子教授、国立研究開発法人理化学研究所(理研)環境資源科学研究センターの平井優美チームリーダーらをはじめとする国際共同研究グループは、植物において硫黄の貯蔵・輸送やストレス防御に働く物質である「グルタチオン」の新たな分解経路を発見しました。さらに、ここで働く酵素が別の防御物質グルコシノレートの合成にも働くことから、同酵素が植物の硫黄代謝において2つの機能を担うことを解明しました。本研究の成果は、ストレス耐性作物や機能性作物の開発を通じ、食糧増産や健康増進に寄与することが期待されます。

詳細は東京農工大学のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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