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2023年12月12日

自治医科大学
理化学研究所
東京工業大学

疾患の原因となる細胞間相互作用を見えるようにする蛍光技術

-がんの転移に関わるタンパク質の同定に成功-

自治医科大学・分子病態治療研究センターの口丸 高弘 准教授、武田 憲彦 教授、西村 智 教授らの研究チームは、東京工業大学・生命理工学院 生命理工学系の峯岸 美紗 氏(研究当時 博士後期課程 学生・現 理化学研究所 開拓研究本部 学振特別研究員PD)、近藤 科江 特定教授と理化学研究所・開拓研究本部の新宅 博文 理研白眉研究チームリーダーらと共に、疾患の原因となりえる細胞同士の相互作用を媒介するタンパク質を、数千の候補分子の中から同定する新たな解析手法を開発しました。この解析手法は、sGRAPHICと名付けられた細胞外での再構成GFPによって、ある特定の細胞の近くに位置する細胞を光で標識する技術と1細胞オミクス解析を組み合わせたもので、細胞間相互作用が関与する疾患メカニズムの解析に幅広く応用が可能です。

詳細は自治医科大学のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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