2025年10月9日
高エネルギー加速器研究機構
理化学研究所
X線バーストでの元素合成過程の解明に前進
-原子核質量の精密測定によって合成過程の終わり方の問題に結論-
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)・素粒子原子核研究所・和光原子核科学センターの木村 創大 研究員、和田 道治 名誉教授、国立研究開発法人理化学研究所の開拓研究所・上野核分光研究室、兼仁科加速器科学研究センター・核構造研究部のマルコ=ローゼンブッシュ 研究員、および同低速RIビーム生成装置開発チームの石山 博恒 チームリーダーを中心とする国際共同研究グループは、理化学研究所の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の超伝導RIビーム分離生成装置(BigRIPS)および低速RIビーム生成装置(SLOWRI)と多重反射型飛行時間測定式(MRTOF)質量分光器を用いて、モリブデン-84(84Mo、中性子数:42、陽子数:42)を中心とした不安定短寿命核の高精度質量測定に成功しました。
詳細は高エネルギー加速器研究機構のホームページをご覧ください。
報道担当
理化学研究所 広報部 報道担当
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