1. Home
  2. 採用情報
  3. 若手研究者の登用・育成制度

国際プログラム・アソシエイト(IPA)

理化学研究所(以下「理研」という。)は国内あるいは海外の大学院・研究機関との連携国際スクール協定・覚書(以下「協定」という。)に基づいて、理研において学位取得のために研究指導を望む外国籍大学院博士課程の留学生を受け入れています。

※外国籍大学院生の受入や指導について理研と大学院両者で合意した連携大学院協定・覚書。

制度の概要

国際プログラム・アソシエイト(IPA)制度とは、理研が国内あるいは海外の大学院・研究機関との協定に基づいて、外国籍を有する大学院博士課程の留学生を受け入れ、理研の研究者と連携大学院・機関の研究者が共同で学位取得のための研究指導を行う制度です。今後の科学技術の発展に貢献する優秀な人材の発掘及び育成を行い、将来、国際的な研究推進のためのネットワークを構築することを目的として、2006年10月に設置されました。認定されると、国際プログラム・アソシエイト(IPA)の身分を取得し、3年を上限として、滞在費や宿舎費等の補助を受けることが出来ます。

国内大学院連携

  • 東京工業大学大学院
  • 東京大学大学院(新領域創成科学研究科)
  • 東京医科歯科大学大学院(医歯学総合研究科)
  • 埼玉大学大学院(理工学研究科)
  • 神戸大学大学院(理学研究科/医学研究科)
  • 横浜市立大学大学院(生命ナノシステム科学研究科ゲノムシステム科学専攻)
  • 筑波大学大学院
  • 大阪大学大学院(生命機能研究科/医学研究科)
  • 京都大学大学院(医学研究科/生命科学研究科)

連携(客員)教員

連携(客員)教員一覧

各教員の研究室情報は研究室主宰者一覧からお探しください。

海外大学院連携

中国 南京大学(医学院)
華中科技大学
蘭州大学(核科学技術学院)
中国科学院(近代物理研究所/高能物理研究所/国家ナノ科学研究センター/西安光学精密機械研究所)
中国科学技術大学
北京協和医学院(臨床医学部)
広東工業大学(自動化学院)
北京大学※
西安交通大学※
香港 香港大学(物理学系)
台湾 国立清華大学
国立陽明交通大学
国立台湾大学(理学部)
国立中興大学(バイオテクノロジーセンター)
国立中央大学
韓国 浦項工科大学校
高麗大学校
国立ソウル大学校(自然科学研究科)
漢陽大学校
梨花女子大学校(物理学科)
GIST(光州科学技術院 化学科)
DGIST(大邱慶北科学技術院)
インド IITカンプール校(化学部)
IITルールキー校(物理学科)
パキスタン グラーム・アイシャク・カーン工学技術研究所
インドネシア インドネシア大学(理学部)
パジャジャラン大学(理学部)
マレーシア マレーシア科学大学※
ベトナム ベトナム農業科学院
ベトナム国家大学ホーチミン市校(VNU-HCMC)(生命工学部)
タイ カセサート大学(理学研究科)
チェンマイ大学(物理・材料科学専攻)
フィリピン フィリピン大学ディリマン校(国立物理学研究所)
オーストラリア クイーンズランド大学(クイーンズ脳研究所)
西オーストラリア大学
ロシア カザン連邦大学
サンクトペテルブルグ・情報技術・機械・工学大学(ITMO大学)(フォトニクス学部)
スコルコボ科学技術大学
ルーマニア ブカレスト大学(物理学部)
ウクライナ ウクライナ国立学士院B.バーキン低温物理工学研究所
英国 ヨーク大学(物理工学科)
サリー大学
フランス カーン・ノルマンディー大学
ドイツ テュービンゲン大学
スペイン ビック大学-カタルーニャ中央大学
カナダ マギル大学
トロント大学
エジプト カイロ大学
ナイジェリア アフリカ科学技術大学(理論応用物理学専攻)

※理研と戦略的に連携している大学

IPA受入対象者

理研と協定を締結した(あるいは締結の可能性のある)、国内外の大学の博士後期課程に在籍する(あるいは在籍予定の)外国籍の学生が対象です。

受入期間

原則、3年間を上限として滞在が可能です。

待遇

  • 滞在費(日額 5,200円を支給)
  • 住居(構内住宅を無償で提供、もしくは月額7万円まで宿舎費を実費支給)
  • 旅費(現地国から理研への往復旅費を支給)
  • 保険(海外旅行総合保険への加入)
  • 連携大学/機関との協定に基づき、理研での待遇の一部を連携大学/機関が負担する場合があります。
  • 候補者が理研以外の機関から、理研で補助予定の経費と重複する性質の経済的支援を受けている場合、理研からの経費補助はその分を差し引いて行います。

受入の流れ

国内大学院に在籍する場合

希望者は、まず、各大学の入試日程を確認の上、下記の手順で応募ください。

  • 1.連携教員一覧表に記載の研究者の中から、受入れを希望する連携教員に連絡し、受入の内諾を得る
  • 2.連携教員より、人事部 研究人事課に候補者の受入を希望する旨 連絡
  • 3.候補者は大学院博士後期課程 受験書類を作成
  • 4.理研内の各連携大学院審査部会において所内選考(※出願前に行う)
  • 5.各連携大学院に出願(部会の推薦 必須)
  • 6.院試合格の後、初めて理研IPAに認定

海外大学院に在籍する場合

希望者は、まず、受入を希望する理研の研究者に直接連絡してください。

  • 1.受入を希望する理研研究者に直接連絡し、内諾を得る
  • 2.理研研究者より、人事部研究人事課に受入を希望する旨 連絡
  • 3.応募(公募時期:年2回、4月と9月)
    ※募集は年2回ですが、受入開始時期は自由に設定できます。
  • 4.選考審査(書類選考、面接)
  • 5.承認後、理研IPAとして受入

お問い合わせ先

〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
理化学研究所 人事部 研究人事課
FAX: 048-463-3687
ipa-info [at] riken.jp
※[at]は@にしてください。

Top