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2025年度 基礎科学特別研究員 募集要項

2025年度採用の募集は終了しました。

面接審査結果通は、2024年9月中旬頃に変更になりました。以下選考方法およびスケジュールをご確認ください。

理化学研究所(以下「理研」という。)は、理研において自由な発想で主体性を持って基礎研究を強力に推進する若手研究者を、2025年度採用の基礎科学特別研究員として募集します。

制度の概要

科学技術を更に発展させるためには、科学技術のフロンティアを拓くような創造的・基礎的な研究ポテンシャルの充実が不可欠となっています。このような創造的・基礎的研究の推進においては、研究者個人の資質、特に発想の自由な若手研究者の活躍が期待されています。
そこで、創造性、独創性に富んだ若手研究者が、理研の研究領域を勘案し、自らが設定した研究課題について、自由な発想で主体的に研究できる場を、理研において提供し、将来国際的に活躍する研究者を育成する制度として、「基礎科学特別研究員制度」を実施しています。
基礎科学特別研究員には、自身の裁量で使用できる研究費が支給され、自らが提案した研究課題に対し主体的に行った成果については責任著者として学術雑誌等に公表することが期待されます。

近年の基礎科学特別研究員制度を取り巻く環境の変化を考慮し、2023年度より年俸月額を改定しました。

募集分野

数理科学(純粋数学、応用数学、計算機科学、情報科学、人工知能など)、物理学I(素粒子、原子核、宇宙など)、物理学II(物性)、化学、生物科学(細胞生物学、発生生物学、植物科学、構造生物学、微生物学、可視化・計測、基礎脳神経科学など)、医科学(脳神経医科学、免疫学、癌、ゲノム科学など)、工学、の科学技術分野で、理研の研究領域に関連性を有するもの。
(ただし、審査の都合上、申請いただいた分野と審査する分野が異なる場合があります。)

募集人数

70名程度(予算状況等により変動の可能性あり)

応募資格

下記1~4の条件を全て満たす者であること。

  • 1.研究計画に基づき、その研究を主体的に遂行する意志のある者。
  • 2.原則として2019年1月1日以降に博士号を取得した若手研究者(取得見込の者も応募可。ただし、採用日時点で博士号を取得していること。)
    • なお、2018年12月31日以前に博士号を取得した者であっても、博士号取得後、研究職以外での就職など、研究活動を中断していた期間がある場合、上記の日付から中断をしていた期間分遡って応募資格者として認める場合がある。該当者は、登録フォームに中断理由と中断期間の詳細を記入すること。申請の受理に関しては、申請書提出の締切後、審査部会にて中断理由を確認し、決定する。
      中断期間の例:産休・育休、民間企業等への就業(研究職以外)
  • 3.2025年度内(2025年4月1日~2026年3月31日)に着任可能な者。
  • 4.基礎科学特別研究員もしくは国際特別研究員に在籍履歴のある者は応募不可。

勤務地

理研内の受入研究室の所在地

受入研究室によっては、上記所在地と勤務地が異なる可能性がありますので、各センターのホームページをご確認ください。

契約期間

  • 1.原則、2025年4月1日から2028年3月31日まで。(採用日は事情により応相談)
  • 2.契約期間3年

待遇

給与は、年俸制で550,000円/月(社会保険料、税込み)、その他、通勤手当(実費、上限55,000円/月)、住宅手当(家賃の一部)の支給あり。
赴任旅費(当研究所規程に基づく)の支給あり。
理研共済会(互助組織)に入会(理研共済会規約による)。
休日は、土日、祝日、年末年始(12/29-1/3)、当研究所設立記念日。
その他、当研究所規程による。
研究費は、1,000,000円/年、審査により、任期期間中2回を上限として、最大合計1,000,000円の予算追加が可能です。

  • 日本学生支援機構奨学金(2003年度までに大学院第一種奨学生に採用されている場合)の返還特別免除の対象職です。
  • 外部研究費(科学研究費補助金等)の申請資格有り。
  • 契約期間中に産前産後休業、育児休業または育児のための付加的休業を取得したときは、規程により、以下のいずれかのうちで短い期間を上限として、契約期間の延長ができます。
    • (1)当該休業の開始日の属する月の初めから終了日の属する月の末までの期間(ただし、重複する期間については、その一方のみを算入した期間)
    • (2)当該休業の開始日の属する月の初めから当該休業の開始日時点における雇用契約の終了日の属する月の末までの期間
  • 理化学研究所は、男女共同参画及びダイバーシティ推進に積極的に取り組み、多様性豊かで活気ある研究環境の整備を進めています。公正な評価に基づき能力が同等と認められる場合は、女性を積極的に採用します。
  • 2024年4月より敷地内全面禁煙。

応募方法及び締切日

応募方法

  • 1.理研の受入希望研究室への連絡
    理研内の受入対象となる研究室(以下、受入対象研究室)の中からご自身が受入を希望する研究室(以下、受入希望研究室)へ連絡を取り、2025年度採用の基礎科学特別研究員の受入が可能かどうかの確認を取ってください。受入希望研究室への連絡については、下記資料にて研究室名をご参照頂き、各研究室のホームページ等で連絡先をお調べのうえ行ってください。
    (参考:「受入対象研究室一覧(受入研究室所在地) (更新4月1日)」。当資料は随時更新を予定しています。更新日にご注意ください。なお、この一覧は更新日時点の情報であり、応募締切(2024年4月16日)以降にも研究室および組織等に変更の可能性がありますのでご注意ください。)
  • 2.研究課題の設定
    受入可能との確認が取れましたら、自らが理研において実施を希望する研究課題について、受入希望研究室の所属長へ説明を行ってください。その上で、受入希望研究室の所属長と十分に協議し、受入希望研究室の研究領域を勘案した研究課題の設定を行ってください。
  • 3.申請書の作成・提出
    以下のウェブサイトにアクセスし、基本情報を記入・登録してください。(2月15日~4月9日))
    (応募受付:基礎科学特別研究員 登録フォーム
    2月15日までは上記URLへはアクセスできません。基本情報の登録を終えたら、下記より必要書類をダウンロードし作成ください。
    • 基本情報登録の締切は4月9日です。基本情報の登録を行わないと本申請に進むことができませんのでご注意ください。
  • 4.言語
    基礎科学特別研究員の審査は、書類審査、面接審査とも日本語または英語で行います。言語の選択はご自身で行ってください。

提出書類

  • 1.顔写真(JPG形式)
    • 縦4x横3の縮尺とすること。
  • 2.Curriculum vitae / Curriculum vitae
  • 3.主要な研究業績の要旨 / 主要な研究業績の要旨
    • 本資料の目的は、申請者が従来実施してきた研究の中でも、最も主要な業績についての情報を審査委員に提供することにあるので、その業績の解説(PR)を簡潔にかつ要領よくA4用紙1枚に記述のこと。また共著論文に関しては申請者が貢献した部分に関して記述する事。主要な業績が複数あって関係する論文も多数にわたる場合は、研究業績リストに記載する際に符号を付し、その符号を文中に引用しておくこと。
  • 4.研究業績リスト / 研究業績リスト
  • 5.研究計画書 / 研究計画書
    • 研究課題名、研究目的、研究内容、年次計画をA4・5枚以内(参考文献を含む)に記載のこと。
  • 6.代表的な論文3編以内の別刷
  • 7.研究業績を評価できる方1名ないし2名からの推薦書
    • 推薦書は応募者からではなく、推薦者から直接ご提出頂きます。上記の基本情報入力画面に入力された推薦者のEmailアドレスに、推薦書の提出を依頼するメール(日英併記)がwakate [at] spdr-fpr.comから自動送信されます。例年、相手側サーバの問題等でメールが不着のケースがあります。推薦者に理研からのメールが届いているかどうか、必ずご自身でご確認ください。

      (注意:基本情報の登録と同時に、推薦者へ推薦書の作成・提出依頼メールがwakate [at] spdr-fpr.comから送信されます。締切日(4月16日)までに推薦書が提出されない場合、応募は無効とさせて頂きます。基本情報の修正、書類の再アップロードは締切り日まで可能ですので、早めに基本情報の登録を行い、登録に先駆けて推薦者へ依頼を行ってください。なお、推薦書の提出状況は申請システムからご確認頂けます。)

    ※[at]は@に置き換えてください。

    推薦書の様式は特にありませんが、下記の条件をみたすものとします。

    • PDFでアップロードすること
    • 宛先は理化学研究所理事長
    • 日付の記載があること
    • 署名は直筆をスキャンするか、画像化したものを本文に貼付すること
    • 提出書類は白黒/カラーどちらでも構いません。
  • 8. EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人情報の取扱に関する同意書 / EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人情報の取扱に関する同意書
    ※欧州経済領域(the EU zone)に居住されている方は、上記の同意書をご提出ください。
    EU一般データ保護規則(GDPR)の詳細は、下記をご参照ください。
    European Commission(英語サイト)

提出方法

上記の基本情報登録が終了すると、ユーザーID、登録番号、パスワードが記載された登録確認メールがwakate [at] spdr-fpr.comから自動で送られます。そのメールに記載されているウェブサイトにアクセスし、作成した必要書類をアップロードしてください。基本情報の修正、書類の再アップロードもできます。アップロードされた書類はダウンロードできますので、締め切りまでに必ずご自身でダウンロードいただき、きちんと書類がアップロードできたかをご確認ください。

  • Wordで作成いただいた場合も必ずPDFにしてアップロードしてください。
    Wordファイルではアップロードできません。
  • [at]は@に置き換えてください。

締切日

基本情報登録締切:2024年4月9日(火)午後5時(日本時間)
提出書類(推薦書含む)アップロード締切:2024年4月16日(火)午後5時(日本時間・必着)

(注:推薦書アップロード〆切りも同日ですので、余裕を持って登録ください。)

選考方法およびスケジュール

第1次選考(書類審査)

基本情報登録の際には、この時点で通知を確実に受信できるEmailアドレスを所定の欄に明記して下さい。

連絡:2024年6月下旬~7月上旬頃(2024年6月7日 : 期間を延期しました)

第2次選考(面接審査)

審査分野、試験日(予定)

  • 数理科学:7月23日(火)・24日(水)
  • 物理学Ⅰ:7月29日(月)・7月30日(火)
  • 物理学Ⅱ:8月8日(木)・8月9日(金)
  • 化学:8月1日(木)・8月2日(金)
  • 生物科学:8月6日(火)・8月7日(水)
  • 医科学:7月26日(金)・8月9日(金)
  • 工学:8月1日(木)・8月2日(金)

実施場所:理化学研究所(和光地区または神戸地区のうち弊所が指定する場所)もしくは、オンラインにて開催

連絡:2024年9月中旬頃(審査結果通知)(2024年8月20日 : 期間を変更しました)

  • 海外在住の受験者については、原則、面接審査をオンラインにて開催予定です。ただし、海外から来日を希望される場合の受験者の旅費については、下記の通り定額を支給しますので、領収書、旅程表、往路の半券、振込先銀行口座の情報をご持参ください。下記以外にかかる費用については個人負担とします。
    実費が設定額を下回った場合は、実費を支給することとします。また、理研以外の用務に関する旅費等については支給できません。
  • 中国、韓国、台湾から来日する場合:3万円
  • その他アジア地域から来日する場合:5万円
  • 上記以外の国から来日する場合:7万円

お問い合せ先

国立研究開発法人理化学研究所
人事部研究人事課 基礎科学特別研究員担当
Email:wakate[at]riken.jp

  • 問合せはEmailにてお願いいたします。
  • 応募状況、審査の詳細等に関する問合せは一切受け付けません。
  • [at]は@に置き換えてください。

その他

  • 1.提出書類に不備がある場合は、受理しないことがあります。
  • 2.書類提出後の返却、差し替えおよび内容の変更等には応じかねますのでご了承下さい。
  • 3.提出していただいた書類は、理研の個人情報保護規程に則り厳重に管理し、審査の用途に限り使用されます。これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。
  • 4.「選考方法およびスケジュール」に記載の旅費以外の応募に要する費用は、全て応募者の負担とします。
  • 5.知財の取り扱いについては理研の規程によります。
  • 6.申請は、一人一課題のみとします。
  • 7.本募集要項の内容については、当研究所予算の成立を前提としており、事情により変更があり得ます。
  • 8.基礎科学特別研究員は研究室主宰者ではありません。受入研究室の所属長の下、研究活動を行います。

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