緑川克美 グループディレクター(基幹研究所先端光科学研究領域エクストリームフォトニクス研究グループ)が、「高次高調波による高出力XUVコヒーレント光源の開発」の業績により、平成23年度報公賞を受賞することが決定しました。
この賞は、独創性と発展性の見地から工学の進歩への貢献度が特に顕著であると認められる研究者に贈呈されます。授賞式は、10月7日(金)日本工業倶楽部で行われる予定です。
受賞者のコメント
80年余の歴史を持ち、錚々たる研究者が受賞者として名を連ねる本賞を受賞することは身に余る光栄です。大学院でレーザーの研究をはじめて以来、X線領域のレーザーを実現し非線形光学現象を観測するのが一つの大きな目標でしたが、そのような研究が評価されたことが大きな喜びです。すばらしい研究環境を与えてくれた理化学研究所ならびに共に研究をしてきた研究室のメンバーに心より感謝の意を表します。