2012年5月4日午後、野依理事長らはモスクワ大学学長(Victor Antonovich Sadovnichy)を表敬訪問しました。また、モスクワ大学のスーパーコンピュータ”Lomonosov”、物理学科研究室、化学科研究室も訪問しました。
それぞれの国における最高の計算能力を持つスーパーコンピュータを保有する両機関として、スーパーコンピュータに関する教育の重要性を確認しました。更に、異分野・異文化の研究者融合を推進することにより、人類社会の継続的繁栄に貢献出来る価値を創造していく必要性を互いに確認し、両機関の連携強化を約束しました。
また、歴史と伝統あるモスクワ大学化学科の若手研究者・学生が集まる中、理研の概要説明・外国人受け入れ制度の紹介を行い、若い世代の相互交流を促進することで輝かしい次の時代を共に築いていくことが可能になることを話し合いました。
スケジュール
- 5/2 理研-ロシア・カザン大学連携研究室開設記念式典の開催-野依理事長がカザン大学から名誉学位を授与-
- 5/3 ロシア・タタールスタン共和国大統領を表敬訪問
- 5/4 モスクワ大学学長を表敬訪問
- 5/6 サンクトペテルブルグ大学副学長らと会談
- 5/7 ロシア科学アカデミー Institute of Silicate Chemistry関係者と会談

モスクワ大学学長訪問

モスクワ大学学長と野依理事長

スーパーコンピュータ見学

物理学科訪問

化学科訪問

モスクワ大学本部建物前にて