2012年5月3日午前、野依理事長はロシア・タタールスタン共和国大統領(President of Republic Tatarstan, Rustam Minnikhanov)を表敬訪問しました。また、表敬訪問ではタタールスタン共和国の教育科学大臣(Albert Gilmutdinov)の他、基幹研究所玉尾所長、河野主任研究員、カザン大学学長、Tayurskii教授を始めとする関係者が同席しました。

表敬訪問の席では、カザン大学から野依理事長への名誉学位授与、ならびに河野主任-Tayurskii教授を中心とした連携研究にも触れ、今後の日露両国間での連携強化の重要性を確認致しました。また、持続可能な社会を築く上で、異文化交流は欠くことの出来ない要素であり、次世代を担う若者の教育環境整備・相互交流の推進が必要不可欠であることを話し合いました。

午後は、野依理事長らはロシア科学アカデミー(Russian Academy of Sciences)傘下の有機・物理化学研究所(Institute for Organic and Physical Chemistry)を訪問し、今後の連携強化に関する議論を行いました。

スケジュール

• 5/2　理研-ロシア・カザン大学連携研究室開設記念式典の開催－野依理事長がカザン大学から名誉学位を授与－
• 5/3　ロシア・タタールスタン共和国大統領を表敬訪問
• 5/4　モスクワ大学学長を表敬訪問
• 5/6　サンクトペテルブルグ大学副学長らと会談
• 5/7　ロシア科学アカデミー Institute of Silicate Chemistry関係者と会談