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2012年12月26日

理化学研究所

第5回 文部科学省「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」シンポジウム

-わが国の光科学技術を結集した2つの研究拠点からの報告-

理化学研究所(野依良治理事長)は、文部科学省、東京大学、日本原子力研究開発機構とともに、1月11日(金)午前10時00分から、日本科学未来館(東京都江東区青海)で、第5回「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」シンポジウムを開催いたします。

平成20年度よりスタートした文部科学省の「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」は、新たな発想による最先端の光源や計測手法の開発を進めると同時に、先端的な研究開発やその利用を行いうる光科学技術に関わる若手人材などの育成を図るためのプログラムです。公募で採択された2つの研究拠点、「先端光量子アライアンス(APSA)」と「融合光新創生ネットワーク(C-PhoST)」では、わが国に散在する光科学技術に関する潜在能力を効果的に結集して最先端の研究を行うとともに、新たな光の利活用を行う産業界や、ナノテクノロジー・材料・ライフサイエンスなどの他分野の研究機関と密接に連携・協力して、得られる光科学技術のシーズと各分野のニーズのマッチングを図ることを目指しています。理化学研究所は研究拠点APSAに参画し、緑川レーザー物理工学研究室の緑川克美主任研究員を中心に光源開発とその計測利用に向けた研究分野で中心的な役割を果たしています。

本シンポジウムでは、この2つの拠点の責任者が本事業の成果と今後の発展性について報告を行い、また、拠点を基盤として活動している若手研究者が最新の成果について講演・ポスター発表を行います。さらに、本事業のあるべき方向性について有識者の方々に提言していただきます。

概要

  • 1.主催:独立行政法人理化学研究所
  • 2.日時:2013年1月11日(金) 10:00~17:30
  • 3.場所:日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
    未来CANホール(メイン会場)
    会議室3(ポスターセッション会場)
  • 4.対象:光科学技術に関心のある方(定員300名、参加費無料)
  • 5.使用言語:日本語
  • 6.主催:文部科学省、理化学研究所、東京大学、日本原子力研究開発機構
  • 7.共催:慶応義塾大学、電気通信大学、東京工業大学、大阪大学、京都大学、分子科学研究所
  • 8.協賛:日本物理学会、応用物理学会、レーザー学会
  • 9.参加申込方法:事前登録は不要です。当日、受付にて登録をお願いいたします。

プログラム

10:00~10:05 開会の辞
緑川克美(理研)
10:05~10:15 文部科学省 挨拶
10:15~10:25 理化学研究所 挨拶
10:25~11:05 「光科学技術と社会」
加藤義章(最先端の光の創成を目指したネッ トワーク研究拠点プログラム プログラムディレクター, 光産業創成大学院大学)
11:05~11:45 「パワーレーザーと光量子科学」
兒玉了祐(融合光新創生ネットワーク拠点責任者、日本原子力研究開発機構、大阪大学)
11:45~11:25 「光量子科学の展開」
五神真(先端光量子科学アライアンス拠点責任者、東京大学)
12:25~13:40 昼食
13:40~14:10 「光誘起キャリアの時間分解テラヘルツトモグラフィー」
坪内雅明(融合光新創生ネットワーク、日本原子力研究開発機構)
14:10~14:40 「外部共振器による高強度高次高調波発生と分光への応用」
小林洋平(先端光量子科学アライアンス、東京大学物性研究所)
14:40~16:00 ポスターセッション
16:00~16:40 「基礎科学における光 -ニュートリノと重力波研究を例に-」
梶田隆章(東京大学 宇宙線研究所長)
16:40~17:20 「『ひかり』と『さくら』」
石川哲也(理化学研究所放射光科学総合研究センター センター長)
17:20~17:30 閉会の辞
藪崎 努(最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム、プログラムオフィサー)

会議の詳細については、「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」Webサイトでもご案内しております。

お問い合わせ先

独立行政法人理化学研究所 緑川レーザー物理工学研究室
主任研究員 緑川克美
Tel: 048-467-9492 / Fax: 048-462-4682

報道担当

独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715

第5回 文部科学省「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」シンポジウムのチラシ

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