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2020年11月25日

理化学研究所

理研DAY:研究者と話そう!「理科嫌いが科学者になった話」(12月25日)、開催のお知らせ

理研は、これまで科学技術館(東京都千代田区)で開催していた研究者と直接話ができるイベント「理研DAY:研究者と話そう!」を、新型コロナウィルスの感染拡大防止を考慮し、7月よりオンラインで実施しており、12月25日に5回目を開催します。

12月の理研DAYのテーマは「理科嫌いが科学者になった話」です。

最先端の生命科学研究は数学や物理、プログラミングが融合した領域になりつつあります。そんな領域で研究している柚木さんですが、意外にも中学校入学当初に、一番距離感を感じていた科目は理科。特に生物は「各部の名称」を覚えさせられることに拒否反応を示していたとのこと。その一方、数学は決して嫌いではなかったので、「理科嫌いとしては軽症の部類だった」そうです。それもあってか、中学3年生のときに物体の落下が2次関数で表されることを知って理科との距離が縮まります。そして大学時代、細胞の中で起きている全ての化学反応をシミュレーションする研究があることを知ります。そこは、「各部の名称」を覚えさせられるのとは違う、数学や物理、プログラミングが融合した新しい研究分野でした。途端に興味を引かれた柚木さんは、中学のときは一番嫌いだった「生物」の研究に足を踏み入れました。

インスリンによる大規模多階層代謝制御ネットワーク[Yugi et al. (2014) Cell Reports]の図インスリンによる大規模多階層代謝制御ネットワーク[Yugi et al. (2014) Cell Reports]

中学校では別の科目である理科と数学、そしてプログラミングがどのように融合して生命の謎を解き明かすのか。理研DAYでは柚木さんが研究している「システム生物学」や「トランスオミクス」という分野の本物のデータを例に取った研究現場の話を聞いてみましょう。今年の冬休みには、学校の教科書にはまだ載っていない最先端の生命科学に触れてみませんか?

開催日 2020年12月25日(金)
時間 18:00-18:30
登壇者 柚木克之 チームリーダー(生命医科学研究センター 統合細胞システム研究チーム
テーマ 理科嫌いが科学者になった話
対象 小学生~大学生、一般
お申込み・視聴方法 お申込み・視聴方法はイベントページ(理研DAY:研究者と話そう!「理科嫌いが科学者になった話」)をご覧ください。

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