髙橋 政代 客員主管研究員（理化学研究所 生命機能科学研究センター 網膜再生医療研究開発プロジェクト／株式会社ビジョンケア 代表取締役社長）がフランス共和国の国家功労勲章シュヴァリエを受章いたしました。
国家功労勲章は、1963年12月3日の政令によって創設されました。レジオン・ドヌール勲章とともに大統領の決定により、フランス政府から与えられる勲章です。外国人では、フランスに対して功績のあった者に贈られます。
髙橋客員主管研究員は、Institut de la vision paris（パリ視覚研究所）とのthe Japan-France Ophthalmology Seminar 'Regenerative Medicine for Vision Restoration'（「日仏視覚再生研究セミナー」2018年神戸開催、2019年パリ開催、2020年以降はコロナ禍により延期）を行うなど、網膜再生医療の開発と科学技術分野における日仏交流での貢献が評価され、受賞に至りました。
6月18日授賞式当日は、フィリップ・セトン駐日フランス大使より、在京都フランス総領事館ジュール・イルマン総領事同席のもと勲章が授与されました。また、勲章授与式の後には、セトン大使、イルマン総領事他数名が理化学研究所内の網膜再生医療研究開発プロジェクトの研究室をご視察されました。
提供 株式会社ビジョンケア
受賞者コメント
思いもよらぬ光栄な賞をいただきました。神戸アイセンター構想のお手本となったパリのInstitut de la visionとの交流がもたらした賞です。我々のプロジェクトを実現させてくれた理研と神戸の環境に、そしてチームのみんなとここに導いてくれた患者さん方に感謝します。高橋政代