今年も全国の高校生等を対象としたRIKEN和光サイエンス合宿2021を8月18日(水)19日(木)の2日間で実施しました。
昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症対応として、全国各地の参加者と理研和光地区をつないでのオンラインプログラムになりました。定員の7倍近い応募の中から、参加にかける熱意を記した作文をもとに21名が選抜されました。
オンラインプログラムとなり、実際に手を動かしての実験はかないませんでしたが、生徒は物理・化学・生物のすべてのコースに参加しました。
また今年は前日8月17日(火)に参加者・担当研究者を交えてのアイスブレイクミーティングを行いました。研究者の研究以外の意外な一面が垣間見え、同世代の参加者同士でも交流することができました。

加藤 雄一郎 主任研究員(開拓研究本部 加藤ナノ量子フォトニクス研究室)

山田 陽一 チームリーダー(環境資源科学研究センター グリーンナノ触媒研究チーム)

上田 実 研究員(環境資源科学研究センター 植物ゲノム発現研究チーム)
参加者の声を紹介します。
- 今回のイベントによって、Zoomであったのにも関わらず、実験っておもしろいなぁとすっかり魅了されてしまいました。やっぱり現地に行って色々なことに触れたかったです。いつか機会があれば、もし良かったら来年にでも、うかがいたいと心から思っています。
- 私は理科が得意という訳ではなく、ただ理科が好きだからという気持ちで申し込みましたが、講師の方々がとても丁寧に教えてくださるので不安も消え、躊躇せず申し込んで良かったと思いました。
- 自分の不安や悩みを自分と近い年代の参加者と交流しあえたことで、自分の抱えていた悩みもほかの参加者との交流の上で解消したり、悩んでいるのは自分だけではないと不安が少し消えて行ったりしてとても充実した時間でした。また、参加者同士だけではなく研究者の方々とも気軽に交流ができてこれからの自分の進路を決めていくにあたって、とても良い機会となりました。
多くのご応募、ご参加ありがとうございました。