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2021年11月1日

理化学研究所

東俊行主任研究員が松尾財団宅間宏記念学術賞を受賞

東俊行主任研究員の写真

東俊行主任研究員(開拓研究本部 東原子分子物理研究室)が令和3年度松尾財団宅間宏記念学術賞を受賞しました。

本賞は、原子分子物理学と量子エレクトロニクスの研究で特に業績が顕著な研究者に対して授与される賞です。

東主任研究員の、研究室で独自開発した極低温静電型イオン蓄積リング(RIKEN Cryogenic Electrostatic Ring: RICE)、結晶場を用いた重イオンの励起、更には高精度X線観測によるミュオン原子ダイナミクスのなどの多彩な手法による原子分子の量子ダイナミクスの観測・制御に関する研究が評価され、受賞に至りました。

受賞者のコメント

誰も試みていない独自の実験手法や新たな視点によるアプローチ、さらにエキゾチックな対象や現象から普遍的物理過程を理解するというスタイルから生まれた私の原子物理に関する研究成果を高く評価していただいたことを大変嬉しく思います。加えて、私の研究の多くは、多岐にわたる専門分野の実験研究者や理論家の方々と一緒に探求してものです。これらの方々にも深く感謝いたします。

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